いつもと同じ新しい景色。

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口にするかどうかは別として、

僕は人と接しているとその人の個性を成文化したくなります。

「あなたってこんな所もあるけれど、こんな所もあって、すごくこんな感じな個性の持ち主だよね」って。

言わなくても伝わっている言葉にしないようなことを、改めて言葉で言い直したくなっちゃう。


それは僕の主観だから、すごくあっている時もあるし、すごくまちがっている時もある。

時間をかけてその人のイメージを更新しながら、少しずつ知っていく。

相手との適切な距離感をつかみたいのかも知れません。

自分の内側で行うそんなやり取りっていうのも面白い。


「今の仕事ってどう?」

こういうことも尋ねてみたくなる。

いや、別に社会人としての何かを試しているわけでなく、

“人それぞれの中にいる「あなた」” という人と、話してみたくなる。

俺のことも素直に話した最後に「むずかしいねー」って、一緒に笑ってしまいたい。


みんなそれなりの生い立ちや経験みたいなものがあって、

だんだん、だんだん、良くも悪くも、

自分の人生の幅みたいなものが決まってくる。


横にはこれぐらい、縦にはこれぐらい。

あなたはこの色が似合って、私は最近この色が好きになってきた。

そういうものが少しずつ少しずつ決まって行く、逃げて行く。

たぶん長く生きているということは、そういうところが面白いのだ。


これまでの短い人生の中で、二度目三度目と繰り返しているもの。

いい意味でウンざりしてしまっていて、いい意味で覚悟が決まってきたもの。

その先に見えてくる、昔は見えなかったような新しい景色。

歳を重ねるのなら、そういうものにトキメキたい。


いつもと同じ新しい景色に。

SENAstyle.

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