愛おしいと思いながら生きること。

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愛はいつでもそばにあるのだけれど、

無意識のうちに慣れてしまうものなんだと思う。


でもね、

愛おしい愛おしいと思いながら生きるのと

そんなことを思わずに生きるのと

人生のうるおいに違いが出てくると思う。


そして、

愛はそう簡単にはなくならないと思うけれど、

意図的に押し殺すこともできるのだと思う。


わざと心を止めてしまったり、

感じないように、傷がつかないように、

そういう本能も僕にはすこしわかる。


本能が恐がっている。

死別に対する恐怖とか、できることの限界とか。

二度と傷つきたくない、そういうところにも本能ははたらく。


その上で、葛藤もあるなかたどりつくのです。

愛おしい愛おしいと思いながら生きようと。

許される形で、許せる形で、想ったり、祈ったり、真面目に真面目にまっとうしようって。


飼い犬のまつ毛、鼻の下のたいらの部分。

たまごの味とか、お茶に感じるわずかな甘み。

自分が選んで住んでいる街。

自分が選んで一生懸命に取り組んでいる仕事。

そして今、自分が生きていること。


愛おしいと思いながら生きよう。

辛いことも、嬉しいことも、恐れずに受け入れよう。

丁寧に丁寧に積み重ねていくこと。


ときどき立ち止まってみたりするけれど、

結局のところ、進む方向は前しかないのである

あなたも、わたしも、たしかに生きているのだから。

SENAstyle.

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