「(体験→想像力)+愛→プレゼン力」の方程式

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「想像力」というのは、実際には存在していない出来事や感覚を、自分の心の中で思い描き、
実在している他の事の意味や理由を理解したり、まだ見ぬ何かを予想して先行させたりと、
そういうことができるかどうかの「能力」なんだと思ったりします。

で。

そして最近気がついたのです、「想像力」というのはその人の「体験」と繋がっているんだろうなーって。
小説を100冊読んだ自分と、1冊も読んでいない自分と、他人の感情や他人の人生を理解する力って違いが出てくると思う。
100冊分の物語を通じて、自分は様々な人間の感情や生き方を「体験」する。
そして、100冊分の「体験」があるから、日常生活の中での「想像力」の幅と深さが豊かなものになる。
そんな仮説です。

で。

小説を100冊読んでも、何も変わらない人っていると思うのです。
同じように、ビジネス書を100冊読んでも何も変わらなかったり、富士山に登っても、世界遺産を巡っても、
何も変わらない人ってたくさんいるのだと思います。
つまり、「体験」を「想像力」に変える過程にも、能力やセンスが必要なんだろうなーって思ったりします。
(本人がそれを意識をするだけでも全然違うんだけどね)

で。

「体験」って、言ってみれば人生のすべてが体験じゃないですか。
世界各国を巡るのも体験だし、同じ土地からずっと離れないというのも体験。
病気になったことがあるというのも体験だし、友だちと語って楽しかった出来事も体験。
本人がそれを体験だと意識していようといまいと、
成功も失敗も、振るのも振られるのも、喜怒哀楽の全てが「体験」です。

で。

話は戻って、その「体験」っていうものがあるから、
実在している他の事の「意味」や「理由」を理解したり、まだ見ぬ何かを予想して先行させたりと、
そういうことができるようになるのだと思います。 それが、「想像力」です。

で。

最近の僕は、その「想像力」に、「愛」などのベクトルが加わることで、
「プレゼンテーション能力」というものが、高まっていくような気がしています。


プレゼンテーションっていうと、会議室でスライドなどを使って、あーだこーだと発表するイメージがあるかもですが、
先生や親が子供に教えたり、スタバやスーパーの接客だったり、あらゆるコミュニケーションの過程にたくさん存在しているものだったりします。
「どうしたら伝わるかな?」とか、 「どうしたら喜んで貰えるかな?」とか、相手ありきのコミュニケーションの中にある。
それは、「想像力」を働かせて伝えようとする活動です。

会議室でのプレゼンが苦手という方はたくさんいると思いますが、多くの場合、人前で話すことそのものが苦手なんだと思います。
でも、「あなたの家に行くのに最寄り駅からどうやって行けばいいか図を用いて発表して」というオーダーであれば、
大勢の前でマイクを使って話すような状況であったとしても、そこまで緊張しないんじゃないかなって。
それは、そのテーマに対する答えが完全に自分のものになっている(質問に対する正しい答えを知ってる)ことがまず1つ。
そして、そのテーマに対して相手がどのように理解し、どのような所で疑問を持ちやすく、どのように伝えてあげれば明快か、わかるからだと思います。
これらは全て、その人自身の「体験」から、聞き手の立場にたった、始まりから終わりまでの「想像力」の発揮なんだと思う。

同じように、子供の頃、刃物が怖かった自分の体験や、刃物で怪我をしたことのある自分の体験、
子供が自分の怪我や痛みなどを通じて学ぶことの大切さの実感などが、子供に包丁の使い方を上手に教えるプレゼン力に変わる。
楽しく過ごせた休日の体験や、気持ちのいいカフェの雰囲気、美味しかった料理の体験、
それらは、両親や友達などのお持て成しのプレゼン力に変わる。


「(体験→想像力)+愛→プレゼンテーション能力」の方程式(?)は、人生を豊かに、色濃くしてくれるような気がしてる。
テーマに対する「自分の意見」をしっかりと持ち、聞き手の立場にたって「伝え方」を工夫してあげれば良いだけです。

何にしても、伝わった時って気持ちがいい。
共感、共有できたときって、幸せな気持ちで満たされたりする。
それらの体験は、またさらに良質な「想像力」、「プレゼン力」に繋がっていくから。

今日の空の色、嫁の手の感触、コーヒーの匂い、29歳の空気。
それら全ての体験を抱きしめて生きたい。
これからも、いつまでも。


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写真は体験を記憶に、想像力に。

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